タイ古式マッサージの起源は今から約2500年前。
ブッダの主治医である インド人の僧侶「シバカ コーマラ バット」によって 仏教とともにタイに導入されました。
タイ古式マッサージは、「セン」という考えの上に成り立っています。
人間の身体には72000本もの、目に見えない「セン」が走っています。
「セン」には生命に必要なエネルギー(プラナ)が流れています。
その「セン」の流れに障害や不調和が生じた時に、心身に悪影響を及ぼしてしまいます。
タイ古式マッサージでは、「セン」(生命エネルギーライン)の流れをスムーズにしバランスをとる事を目的としています。
72000本の「セン」のうち、10本が特に重要視されています。
そのうちの7本は下半身を通っています。特に脚(下半身)を集中的にマッサージすることがタイ古式マッサージの特徴と言えます。
全身のエネルギーの流れを促進するため、血行を促し、手足の冷え、むくみ、肩こりなどに効果的です。
自律神経を調節するため、ストレス、全身のだるさなどに効果的です。
また、普段使っていない筋肉を刺激しますので、ダイエット効果も期待できます。
10本のうちの「セン」カラタリは、精神性疾患全般に効果があるという所で、タイ古式マッサージが注目されたとも言われています。